大分県別府市:ヒューム管・陶管用QE支管(HAM-QE)試験施工2025.03.27

はじめに

老朽化した下水道インフラの補修や維持管理の需要は、近年急速に高まっています。

しかし、人や自動車の交通量の多い地区では長期間のにわたって道路を通行止めにすることが難しく、施工時間の短縮や作業効率の向上が求められます。

今回は、大分県別府市で行われた番線不要で取付管の補修が可能な「ヒューム管・陶管用QE支管(HAM-QE)」の試験施工についてご紹介します。

試験施工 概要

日時  :2024年3月21日~22日
自治体 :別府市上下水道局 下水道課 計画整備係
物件名 :下水本管(ヒューム管450)
工事業者:(有)森本建設、(有)丸富士工業

※全て敬称略

試験施工

今回の試験施工では、ヒューム管450に対してヒューム管・陶管用QE支管(HAM-QE)1か所の施工が行われました。

通常の支管取付けは「接合剤+番線巻き」が基本ですが、番線巻きのための掘削は大変な手間であり、現場の復旧に時間を要します。

また、ヒューム管・陶管は「コンクリート基礎」が基本のため、管底まで掘削しても番線が巻けないケースもあります。

 

今回はヒューム管・陶管用QE支管(HAM-QE)を用いたことで管底までの掘削や番線巻きが不要になり、接合剤塗布後から完了まで5分程度と大幅な工期短縮が実現できました。

施工業者様からも、「とても早く施工ができる。特に大口径は(施工短縮の)効果が大きくなるため、今後も使用したい」とのお言葉をいただきました。

※施工は接合剤塗布後にハンドルを回すだけで完了

ヒューム管・陶管への取付け管補修工事の問題点

老朽化した下水道が増加していることで、ヒューム管や陶管への取付け管補修工事の件数も増加しています。

しかしヒューム管や陶管の既設支管の撤去後には様々な問題があり、施工業者様から多くのお悩み相談をいただいております。

 

【ヒューム管・陶管 補修現場でのお悩み】

・支管撤去後の孔の大型化や不均一、接合面のコンクリート跡やキズ

・現場ごとに本管の管圧がバラバラ

・管更生された本管圧が不明

・管路の下にコンクリート基礎があり番線が巻けない

・過去に番線巻きの圧着が不十分で不明水が浸入した

・交通量が多く工期が短いため、掘削量と施工時間を短縮させたい

 

今回、大分県別府市で行われたヒューム管・陶管用QE支管(HAM-QE)の試験施工は、ヒューム管・陶管への取付け管補修工事における様々な課題を解決するとともに、施工時間の短縮と効率化において大きな成果を上げました。

 

関連資料およびお問い合わせは下記のリンクからご確認ください。

ヒューム管・陶管用QE支管(HAM-QE) 製品紹介

下水道老朽化による不明水対策

ヒューム管・陶管用QE支管(HAM-QE)について問い合わせる

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