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雨水貯留浸透施設は、下記の 【適用対象外】の場所に設置しないでください。
【適用対象外】プラスチック製地下貯留浸透施設技術指針(案)【平成30年度改訂版】 ~雨水貯留浸透技術協会編~ より抜粋
ダウンロードリンク先:雨水貯留浸透技術協会
アロン化成が考える
耐震・防災対策
避難直後はトイレが使えない?!
国土交通省によると、東日本大震災や熊本地震において「発災から何時間以内にトイレに行きたくなったか」のアンケートを実施したところ、3割の避難者が発災から3時間以内に、7割を超える避難者が6時間以内にトイレに行きたくなったと回答しています。
しかし、災害直後の避難所は様々な理由で満足にトイレが使用できない可能性があります。
避難所の「簡易トイレ」の備蓄が十分でなかったり、道路の破断で「仮設トイレ」が到着できなかったりする場合はトイレが使用できません。
また「仮設トイレ」は一般的に和便器が多く、高齢者や障害をもった方が使用に大変な苦労をしたという報告もされています。
このように避難所のトイレの使い勝手が悪いと、トイレに行く回数を減らすために水分や食事を控え、脱水症状や慢性疾患の悪化、エコノミークラス症候群などで命を落とす危険があります。
必ず来ると言われている「首都直下型地震」や「南海トラフ地震」などの災害に対処するため、避難所のトイレはしっかりと設計する必要があります。