避難直後はトイレが使えない?!

避難所のトイレ問題と解決案

避難所のトイレ問題を解決する方法とは?

国土交通省によると、東日本大震災や熊本地震において「発災から何時間以内にトイレに行きたくなったか」のアンケートを実施したところ、3割の避難者が発災から3時間以内に、7割を超える避難者が6時間以内にトイレに行きたくなったと回答しています。
しかし、災害直後の避難所は様々な理由で満足にトイレが使用できない可能性があります。
避難所の「簡易トイレ」の備蓄が十分でなかったり、道路の破断で「仮設トイレ」が到着できなかったりする場合はトイレが使用できません。
また「仮設トイレ」は一般的に和便器が多く、高齢者や障害をもった方が使用に大変な苦労をしたという報告もされています。
このように避難所のトイレの使い勝手が悪いと、トイレに行く回数を減らすために水分や食事を控え、脱水症状や慢性疾患の悪化、エコノミークラス症候群などで命を落とす危険があります。

必ず来ると言われている「首都直下型地震」や「南海トラフ地震」などの災害に対処するため、避難所のトイレはしっかりと設計する必要があります。

  1. 災害時における避難所のトイレ問題
  2. トイレが満足に使用できない状態がもたらす衛生環境の悪化と健康被害
  3. 特に影響を受ける高齢者と女性
  4. 普段のトイレを使えるようにするための「切替マス」
  5. 使用できるトイレの数を増やす「マンホールトイレ(災害用トイレ)」
  6. 流下性能と防臭性能を兼ね備えた「マンホールトイレ(災害用トイレ)」
  7. アロン化成が提案する“避難所におけるトイレ問題の解決策”

この先をお読みいただくにはお申し込みが必要です。

お申し込みフォームへ 耐震・防災対策の一覧へ戻る