マンホールトイレの使い方をご紹介!2026.02.12

災害時に通常の水洗トイレに近い衛生的な環境で使用することのできる、マンホールトイレ。
マンホールの上に便座と簡易的な囲いを設置して使用できるマンホールトイレですが、
・いざ使用するとなると、正しく設置できるか不安
・問題なく運用できるのか心配
と感じていませんか?
こちらのページでは、アロン化成の災害用トイレ排水システム(マンホールトイレ)の使い方をご紹介いたします。
既にご導入いただいている方も、設置を検討されている方もぜひご活用ください。
目次 ※各項目をクリックすると該当箇所に移動します。
- 災害用トイレ排水システム概要図
- 保管が必要なもの・必要な工具について
- 設営フロー
- 専用トイレの設営
- 排水性の確保
- 洗浄水の準備
- 洗浄方法と洗浄頻度について
- マンホールトイレの関連記事
- 国土交通省発行の「マンホールトイレ整備・運用のためのガイドライン- 2025 年版 -」
災害用トイレ排水システム概要図
アロン化成では、流下型と流下貯留型の災害用トイレ排水システム(マンホールトイレ)をラインナップしております。
基本的な設営方法は共通しておりますが、切替マスの有無など運用方法が一部異なりますので、ご確認ください。
なお、マンホールトイレの詳しい説明については、こちらの記事(クリックすると別タブで開きます。)
に記載しております。システムを検討中の方は、ご参照ください。
災害用トイレ排水システム概要図(流下型)
災害用トイレ排水システム概要図(流下貯留型)
保管が必要なもの・必要な工具について
発災後、マンホールトイレをいざ設営しようとした時に、道具が足りない・・・。
そのような事態を避けるために、必要な部材と工具を確認しておきましょう。
災害はいつ発生するかわかりません。
保管部材と工具は定期的な確認を推奨いたします。
保管部材1:専用テント・トイレ
マンホール上に設営する専用テント・トイレの保管が必要です。
数量については、運用想定によって変化いたしますので、必要個数が保管されているか確認するようにしましょう。


保管部材2:水門マスブースターセット
下記の水門マスブースターセットの保管が必要となります。
・水門マス延長立管用スタンド
・水門マス用延長立管
・水門扉延長管
・シリコングリース
保管部材3:注水ポンプなど水源確保に必要な部材(必要に応じて)
必要に応じて、注水ポンプなど水源から注水を行う際の部材を保管している場合があります。
保管部材4:工具類
災害用トイレ排水システム使用時には、下記の工具が必要となります。
【全てに共通して必要な工具】
・ハサミ
・テント固定用のおもり(テント付属ペグで固定できる場合は不要です)
【水門マス等の各種ふたが塩ビ製の場合】

【水門マス等の各種ふたが防護ふた(鋳鉄製)の場合】


【流下貯留型システムの場合】

【逆流抑止マスを設置している場合】

設営フロー
災害用トイレ排水システム(マンホールトイレ)は、下記のフローで設営します

災害用トイレの設営、排水性の確保、洗浄水準備を実施する流れを示しています。
専用トイレの設営
動画にて設営方法をご紹介しております。
1.マンホールトイレ用防護ふたの開閉
2.マンホールトイレ用防臭ふたの開閉/接続ガイドの接続
3.専用トイレ・テントの組立
排水性の確保
5-1.逆流抑止マスの弁体取り外し
流下型(逆流抑止マス有り)の場合は、逆流抑止マスの弁体を取り外します。
※流下貯留型で排水先が貯留槽の場合、取り外しは不要です。
5-2.排水性能の確保_管路の切り替え
流下貯留型で下水本管へ排水が実施できない場合、汚水貯留槽に排水経路を切り替えます。
洗浄水の準備
6-1.水門マスの設営
水門マスを設営します。
ふた表面に「注水口」と記載されたふたに設営してください
6-2.テント内への洗浄水準備
テント内にトイレ洗浄水(200ml)を用意し、排泄後は都度、洗浄してください。
洗浄方法と洗浄頻度について
配管洗浄の頻度については、当番を決め、決まった時間に配管洗浄を実施する必要があります。
下記の図は運用例です。実際の配管洗浄の頻度は避難所のルールに従って実施してください。

トイレ使用頻度が多い時間帯に排水頻度を増やすなど、使用想定に合わせた時間設定を行うことが重要となります。
マンホールトイレの関連記事
国土交通省発行の「マンホールトイレ整備・運用のためのガイドライン- 2025 年版 -」
下記よりご参照ください。
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/content/001964877.pdf
