中大規模施設でより硬質塩化ビニル製ますが使いやすくなりました!2026.03.12

集合住宅や病院、学校などの排水設備下流部では、流量が大きく、埋設深さも深くなる場合があります。
従来の設計では中大規模施設の排水設備下流部には、コンクリート製ますが使用されてきましたが、長期耐久性や水密性、コスト面などが課題でした。
2026年の塩化ビニル管・継手協会の規格改訂により、硬質塩化ビニル製の宅地(汚水)ますのます径にΦ300が追加されました。また、小型マンホールの設置深さに関しても、適用範囲が4.0mまでと明記されました。
そのため、排水設備下流部でも硬質塩化ビニル製ます・小型マンホールを採用しやすくなりました。
こちらの記事では、今回の規格変更点についてご説明いたします。
目次 ※各項目をクリックすると該当箇所に移動します。
2026年の塩化ビニル管・継手協会による規格改訂について
2026年の改訂により、公共建築や中大規模施設の排水設備用として使用される硬質塩化ビニル製ます・小型マンホールの規格と適用範囲は下記のように変更されました。
・宅地(汚水)ますのます径Φ300の追加
→宅地(汚水)ますの設置深さが1.5mから2.0mに拡大
・小型マンホールの設置深さが4.0mまで拡大

この規格改訂により、公共建築工事や中大規模施設の排水設備下流部でも硬質塩化ビニル製ます・小型マンホールを採用しやすくなりました。
プラスチック製ます・小型マンホールのメリットについて
硬質塩化ビニル製ます・小型マンホールには、様々なメリットがあります。
下記に一例を記載いたします。
■維持・管理が容易
立上りコーナー部が滑らかな曲線構造となっているため、
地表面からの点検・清掃作業が容易に行えます。

■耐荷重はT-25まで対応可能
防護ふたを使用することで、重車両の乗り入れがある場所でも設置が可能です。
■低コスト
コンパクトな形状のため、施工時の掘削幅は管路掘削幅と同一で、工事費が
大幅に削減可能です。
■優れた水密性と耐久性を両立
丈夫で長寿命であり、浸入水も防止します。

構成について
塩化ビニル製ます・小型マンホールの構成は、乗用車程度の車両が通行する場所では下記のような構成にします。

大型車や乗用車程度であっても、不特定多数の車両が通行する場所では下記のような構成にします。

関連リンク(塩化ビニル管・継手協会)
規格の制定を行っている、塩化ビニル管・継手協会の関連ページにアクセスすることが可能です。
※下記画像をクリックすることでアクセスできます。
